キャンドル_Q&A
キャンドルの疑問を一気に解決!知っているようで知らなかった。
正しい使い方やトラブル対処法などをご紹介。
基本編
- Q1ロウソクの原料は?
- ほとんどのロウソクは、石油を精製する際に出るパラフィンワックスが主原料です。
パラフィンは牛乳パックや化粧品にも使用されている安全性の高い材料です。
最近ではパームヤシや大豆(ソイワックス)からとれる植物性ワックスや、天然ガスを原料としたキャンドルにも注目が集まっています。
- Q2キャンドルの使い方で気をつける点は?
- キャンドルを使用するうえでのお約束
- キャンドルは必ずガラスや陶器などの不燃性のホルダーにセットしてお楽しみください。
- 周りにカーテンや紙などの燃えやすいものがないかもチェック。
- 安定した平らな場所に置きましょう。
- 小さなお子さんやペットには十分注意し、手の届かないところに置いてください。
- わずかでもエアコンや扇風機の風が当たるところでは、燃焼の問題が発生するので避けるようにしてください。
- 火をつけるときは、芯をまっすぐに立て芯の根本に火をつけます。
- 柄の長いライターやマッチの使用をおすすめします。
- 異常燃焼の原因となるのでマッチ等の燃えカスやホコリやゴミが残らないようにご注意ください。
- 芯の先端に火をつけると、芯だけが燃えて途中で消えてしまうことがあるのでご注意ください。
- 火をつけたキャンドルのそばに紙や布を置かないように注意してください。
- 火を灯したらその場を絶対に離れないでください。
- 就寝前には必ず火を消してください。
- 火を消すときに水は使用しないこと。
- 息で勢いよく吹き消すと、溶けたロウが飛び散るのでご注意ください。
- 溶けたロウは熱くなっているのでやけどに注意してください。
- 火を消すときはピンセットなどで芯をつまんで、溶けたロウにつけてすぐに芯を起こしてください。
- キャンドルは高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所に保管してください。
応用・対応編
- Q1キャンドルだけだと暗くないですか?
- キャンドルの灯りを楽しむために、蛍光灯などの直接照明は消すほうがよいでしょう。
キャンドルだけでは暗いと感じる場合は、電球色の間接照明で明るさを補うことをお勧めします。
キャンドルのほのかな灯りは、陰影が強調されて部屋が広く見えたり、人や料理を美しくみせる効果があるといわれています。
海外のレストランなど、暗めの空間でキャンドルを灯して食事をするのはそのためです。
- Q2途中で火が消えてしまったら?
- 多くの場合、溶けたロウに芯が埋まってしまったのが原因です。 溶けたロウを新聞紙などの上に捨ててから、もう一度火をつけてください。 固まったロウに芯が埋まってしまった場合、ロウがまだ柔らかいうちに芯の周りのロウを芯を削らないように注意しながら芯の周りをスプーンなどで削ってください。
- Q3火が小さくなってしまったら?
- いったん火を消して、ロウの液だまりを捨ててください。
また、芯の周りのロウを削って、露出している芯を長くしてください。
表面をニスで仕上げたキャンドルや色つきの装飾キャンドルは、ニスや顔料が芯にからみついてロウの吸い上げが悪くなっている場合もあります。
芯の先に黒い塊ができり、芯が長すぎて炎が大きくなったときは、ハサミなどで取り除くと適正な炎に戻ります。
- Q4キャンドルを消すときは?
- 芯をピンセットなどでつまんでロウの中に倒して火を消し、すぐに芯を起こしてください。 こうすると、芯がロウでコーティングされるので煙が出ず、再点火しやすくなります。 勢いよく吹き消すと、溶けたロウが飛び散ってしまうので注意して下さい。
- Q5キャンドルホルダーや燭台についたロウは?
- 燭台の内側についたロウは、60度以上のお湯をかけて溶かしたあと、乾拭きをしてください。
お湯を注ぐ
ロウが溶けて浮かんできます
お湯ごと器に流す
× このとき使用したお湯や溶けたロウは配水管の中で固まってしまうので、シンクや配水管には絶対に流し捨てないでください。
ロウを取るために、こちらの製品もお勧めします。・溶けたロウが付着しても簡単に取れるように、あらかじめ燭台に吹きつけておく「ローカット」1,200円
・溶けたロウが付着した際にスプレーで取れる「ローがとれます」1,200円
- Q6服や布にロウをこぼしたら?
- クリーニング店に相談すれば大抵の場合きれいに落ちるそうです。
クリーニングに出せないものは、柔らかい布やティッシュで上下に当て布をして、低温に設定したアイロンを押し当ててみてください。
熱で溶けたロウを当て布に染み込ませればある程度はとることができます。
素材やキャンドルの色によっては完全にとることができない場合もあるのでご注意ください。
日本キャンドル協会認定資格について
- Q1JCA 認定キャンドルクラフトコースとはどのようなコースですか?
- キャンドル作りをする上で重要な4つの基本技法・応用テクニック・制作に必要な知識を、初~上級の3ステップ(各級5回、計15 回)で 効率的に学んでいただくコースです。 全15 回を修了された方にはクラフトコース修了認定証が発行されます。
- Q2JCA 認定キャンドルアーティストコースとはどのようなコースですか?
- クラフトコースを修了された方が受講することのできるコースです。日本キャンドル協会(JCA)により公式認定された、
キャンドルのプロフェッショナルであることを証明する資格が取得できます。
- Q3JCA 認定キャンドルインストラクターコースとはどのようなコースですか?
- アーティスト資格を取得された方が受講することのできるコースです。全3回のレッスンを通して、JCA により公式に認定されたキャンドル制作を教える プロのインストラクター資格が取得できます。また、認定校制度を利用しての開校も可能です。
- Q4資格を取得するためにはどうしたらよいですか?
- お近くのJCA 認定校もしくは通信講座にて、まずはクラフトコースからご受講ください。JCA 認定校一覧はこちら
- Q5すべての資格を必ず取得する必要がありますか?また取得後はどのような活動ができますか?
- 趣味の範囲を超えてアーティストとして営利目的の活動(販売や装飾)をお考えの場合には、認定キャンドルアーティスト資格までご取得いただくことをオススメしております。また、レッスンやワークショップなど、主に「教える活動」をお考えの場合には、認定インストラクター資格のご取得もご検討くださいませ。
- Q6受講したコース内容はそのまま自身の活動に利用できますか?
- JCA 認定コース内容につきましては、JCA 認定校・推奨校としてスクール開校をされた方のみご利用いただけます。 ライセンスコースは認定コースと併せてご受講いただくことで、受講したカリキュラムをご自身の活動に使用できる「ライセンス」をご取得いただけます。
- Q7レッスンを受講するにはどのようにしたら良いですか?
- 各認定校・推奨校ホームページからご予約をお願いいたします。空き状況や受講スケジュールのご相談は、各認定校・推奨校にお問い合わせください。
- Q8レッスン料の支払いにクレジットカードは使えますか?
- 各認定校によって異なります。お手数ですが、レッスンを受講される認定校・推奨校へ直接お問い合わせください。
- Q9資格取得後は証明書などが発行されますか?
- 各認定コース毎に資格認定証が発行されます。また、スマホやパソコンからアクセスできる「JCA 会員MYページ」にてデジタルライセンスも表示していただけます。